Amphigorey

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エドワード・ゴーリーの作品の中のイラストが紹介されています。

かわいらしいものから、これは不気味というものまで、
たくさんあります。

ゴーリーの作品というとなんとなく奇妙でちょっと怖いイメージがありますが、
それでもどこか心が明るくなるような、不思議な世界を、
十分に堪能できる一冊です。

キャテゴーリー

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とぼけた味わいの猫と絵の中に隠された数字。ゴーリーの猫たち、ついに登場


この絵本は特にセリフはないのですが、
ゴーリーっぽい感じの猫たちが出てきます。
意味があるのかないのか分からないのですが、
ゴーリー氏もちょっと遊びのような感じで、
この本を出したんだと思います。
これまでの本とはちょっと違った感じですが、
これはこれで面白い作品ではあると思います。

輝ける鼻のどんぐ

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どんぐの哀切なる叫びを美しくもナンセンスに語る傑作。
ふたりのエドワードによるごきげんな絵本、第二弾。

この本は「ジャンブリーズ」と一緒に読んだほうが、
ストーリーがわかりやすいかもしれません。
しかし、「ジャンブリーズ」はどこか童話のような感じに描かれていたのに、
この本はどこか悲しい感じも少し漂うような内容です。
子供よりも大人にオススメしたいです。

優雅に叱責する自転車

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「火曜日の翌日で水曜日の前日」という、すきまの1日。
ケンカしていた2人の前に、変な自転車が現れた。
ペダルもチェーンもブレーキもついてない。
こげないはずの自転車に乗って2人は外出。
カブのまったく見えないカブ畑を通ったり、もともと履いてなかった14足の靴を嵐で失くしたり、
ワニに出くわしたりと、いろいろあって家に戻った2人が見たものは…。

あり得ないことが連なっていって、最後に最もあり得ないことにいたる、ナンセンスな物語絵本。
なぜ?と反問させない、断固たる出まかせが教えてくれる、ウソを通してしか伝えられないスピリット。存在することのはかなさや、人生の退屈をいかに深く味わいたのしむかを、ゴーリーが過激にそそのかす。プロローグから第22章の終わりまで、あるのは9つの章だけというのも、いかにもうがっている。
欠章は読者が勝手に想像せよと。巻末の解説はよくよく後日まで封印して、「優雅な叱責」のナゾを1人で考え続けることをおすすめする、と言えば、解説をつけてくれている訳者の叱責を買うだろうか。

空白の多い白黒のペン画。ところどころ、黒々と塗りつぶされた木や、闇に雷の落ちる場面が効果的。姉と弟なのか、兄と妹なのか、2人の乗る、いまにもひしゃげそうな自転車が、画面をゆがめて立体感を出し、時々入る吹き出しも、全体に躍動感をプラスする。宝の小箱のような、大人のための絵本である。


カラフルな絵ではないのですが、決して暗いというわけではない感じが素敵です。
余白も多く、欠章もあるので、非常に想像力をかきたてられます。
とても不思議で皮肉めいている、大人向けの絵本なのだと思いました。

ジャンブリーズ

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エドワード・ゴーリーというと、ちょっとおどろおどろしい感じの絵本が多く、
ストーリーも恐ろしいものばかり・・・というようなイメージを持っていましたが、
この本はイラストもかわいらしく、これまでとはちょっと雰囲気が違います。
優しくて、不思議な感じのする絵本です。

蒼い時

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人生のすべてがメタファーとして解釈できるわけじゃないぜ。
それはいろんな物が途中で脱落するからさ。
旅嫌いのゴーリーが、唯一遠出したというスコットランド旅行での思い出を二匹の犬に託して語る、
摩訶不思議な物語。


人生の壁にぶち当たったとき、
日々の生活に疲れているとき、
そんなときに読むことをお勧めしたい本です。

華々しき鼻血

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副詞というものにかつてない最大級の栄光を与えたゴーリーらしい言語感覚が光る大傑作。


ゴーリーらしいような、そんな言葉のセンスが光っている本。
タイトルもなんだかものものしいですが、
それ以上に普段あまり使われない(むしろ使うのをためらうような)副詞に、
不気味なイラスト、そして、妙な文章。
とらえどころがないですが、それが良さだったりします。

弦のないハープ またはイアブラス氏小説を書く。

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作家イアブラス氏は高名な小説家ですが…。
著者ゴーリーを彷彿させる主人公の未完の「新作」をめぐる物語。
ゴーリーのすべてのエッセンスがつまったデビュー作、ついに邦訳登場。


とてもゴーリーらしい作品でありながらも、
どこか新鮮さも感じさせる、そんな作品です。
とてもオーソドックスな感じがします。

敬虔な幼子

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これは、神の言葉に過激に沿って生きた男の子の絵物語。主人公ヘンリー・クランプは、3才になったばかりというのに、己の邪心に気づく。
それにもかかわらず神が自分を愛してくれると知って、聖句や聖歌をよく覚え日々に唱えた。
波間から舞い上がるカモメを見て彼は妹に言う。
「僕が死んだら、あの鳥のように天に昇るんだよ」。 


朝に夕に何か手伝うことはないかとどういうわけかトンカチ片手に両親にたずね、お菓子を我慢しては貧しい者に小遣いをあげ、聖書を読まない年上の少年たちをいさめ、書物に神の名前が軽々しく扱われていると言って念入りに塗り潰す。
心ならずも悪魔のささやきに乗ってしまった時は、激しく後悔して改悛の祈りを捧げた。
そしてある寒い冬の午後、善行のあとの帰り道に大粒の雹(ひょう)にあたって風邪をひき、あっけなく翌日には死んでしまった。


ヘンリーわずか4歳と5か月。最後のページは鳥の彫刻がついた白い墓の絵。
透明感のある絵と文章であまりにさっさと進むので、立ち止まることもなく一気に読まされてしまう。
だが、純粋というものの嫌味と凄みがあとにぽんと残されて、あどけない天使のようなヘンリーの姿が紙一重で小悪魔にも感じられてくる。

まさに大人だからいろいろな解釈をもって読める本。
ただ、この話もしかりなのですが、
世の中にたくさん横行する、
そして、ついつい自分にもあるような綺麗事にうんざりしてきたときに、
この本を読むといいかもしれません。

題のない本

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定点観測のようなカメラワークでとらえた画面の中に、
次々と登場する不思議な生き物たち。
激しくシュールなゴーリーの魅惑の世界が展開する大傑作。


エドワード・ゴーリーの本の中でも、
もっともシュールな作品なのではないかと思います。
とにかく、どこまで行っても「変」。
だけど、その変さにだんだん笑いも出てきてしまいます。
ファン必読の絵本!